日本のワインと肴

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リッチランド・シャルドネとホタテと三つ葉の和え物酢橘風味

猛暑が続いていますが皆様如何お過ごしでしょうか。
集合住宅最上階の自宅は連日の暑さで屋上が暑いままで朝を迎え更に
暑くなるの繰り返しでエアコンフル稼働。

夕立でさーっと雨が降りクールダウンを期待したいところですが、
都心部では先日雷鳴は轟いたものの、雨はぽつぽつと降ったのみで
却って蒸し暑さが増しただけとなりました。

果たして今月の電気代はどうなることやら・・・。

こう暑くなると台所で火を使うのを出来るだけ控えたいところです。
ということで、最近よく利用するのが「冷えた昆布出汁」。

顆粒の昆布出汁を湯に溶かし、酒、味醂、薄口醤油(塩、砂糖)で
調味したものを冷蔵庫で冷やすだけの手抜きのものですが、
これがあると、夕食にちょっとした冷たい和え物が欲しい時に
重宝します。

例えば、鮪の山かけに、山芋と茗荷とシラスの酢の物に、
冷えた昆布出汁を使えば冷たさもそのまま保て、何よりすぐに
出来る、食べられるのが嬉しい限り。

その冷たい昆布出汁に柑橘系を加えたのが、
「ホタテと」三つ葉の和え物酢橘風味(・・・長い)」です。
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さっと湯通しした三つ葉とホタテを冷たい昆布出汁で和えて
酢橘を絞るだけ・・・という簡単メニューですが、優しい昆布出汁と
柑橘系が疲れた身体をクールダウンしてくれます。

合わせるのは勿論白ワイン!
この日は近所の商業施設のワインショップで購入したものを
合わせてみました。
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「リッチランド・シャルドネ」、豪州ワインです。
香りはなかなか良いワインでしたが、もう少し酸味がある方が
この料理には合うかなぁ・・・という感じでした。

暫くは猛暑が続くようですから、皆様ご自愛ください。

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by vinojapon | 2015-07-26 12:20 | 番外編 | Comments(10)

2015年 初夏の新潟秘湯旅 ~その2~

母と6月下旬に出掛けた新潟の温泉は、鷹巣温泉「鷹巣館」
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磐梯朝日国立公園内に位置する同旅館は、荒川沿いに佇み、本館に3つ、
温泉を各々有した離れには8つの部屋があります。
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今回は本館に泊まり、大浴場を利用しました。
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無色透明の弱塩泉は、つるりとした質感で肌に優しくいつまででも
浸かっていたい湯です・・・
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訪れた土日は両日とも雨となってしまいましたが、露天風呂からは
野鳥のさえずりが頻繁に聞こえました。

また、週末で満室とのことでしたがお風呂で他のお客さんと顔を合わせる
ことはありませんでした。
男性のお客さんが多かったこともあるようですが、やはり離れ8室に全て
お風呂がついているというのが大きいのかもしれませんね。

因みに離れへは本館より回廊がこうして続いています。
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本館には談話室もあり、本や雑誌などが置いてあります。
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温泉から上がり母と私は暫し昼寝を愉しみ、再度湯に浸かったら
お楽しみの夕食です。
夕食は部屋に併設されたダイニングスペースで頂きます。
食前酒の苺酒で乾杯した後は、先付の旬の山菜、こごみ、蕨、みずを。
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八寸は、蓬麩利休和え、小女子有馬煮、鴨ワイン蒸、栄螺柔らか煮、
梅最中、巻きサーモン。
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思わず「これは美味しい」と唸った椀物は、清まし仕立ての鮎葛打ち。
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鮎をこんなふうに食べたのは初めての事でしたが、見た目は勿論
食感と香りも愉しめる絶品の椀物でした。
ここで日本酒も勿論頂きます^^。
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次の料理は鰆の木の芽焼き。
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絶妙な焼き加減の鰆は、木の芽の香りとの相性も良く冷酒が進みます。
そして、「揚げ物」として登場したのは、夏野菜を素揚げにして黒酢餡で
和えた一品。
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通常、こうした宿の揚げ物というと「天麩羅」系が多く、ちょっと重たいなと
思う事も多くなってきたので、こうした野菜の素揚げ+餡かけというのは
コース料理のアクセントにもなってなかなか良いものです。

お次はお造り。
鱸、ヒラメ、ハチメの白身3点盛りです。
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「ハチメ」という名前の魚は初めて聞きましたが、北陸や東北日本海側では
メバルの仲間をそう呼ぶことがあるようです。
旅館の食事で「お造り」というと、彩りもあってか鮪を使うことが多いですが
今が旬の日本海の美味しい白身魚3種を食べ比べられるのは嬉しい限り。
勿論、夏季限定の〆張鶴吟醸生貯蔵酒との相性も最高でした。

さて、この後はお肉となりますが・・・まだ八寸も残っていますし、少し
スローペースで呑みたいと宿の方にお願いし、空いたお皿だけ下げてもらい
ご飯の用意だけして頂き、更に赤ワイン(お肉用)も頼んで、母とふたりで
その後もちびちび酒をやりつつ、話に花を咲かせました。

勿論、最後にお肉、そして米どころ新潟の美味しいご飯もしっかり食べ、
温泉に入って大満足で布団に入りました。
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翌朝、早速朝風呂を愉しみ、ぽつぽつ降る雨を部屋から見ていると
木立の中から「キョロロロロ・・・」という鳥の声が聞こえてきました。
・・・この声はもしや・・・?母も呼んで二人で耳を澄ませます。
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もう一度、「キョロロロロ・・・」。
間違えありません。この声の主こそ、一度会いたかったアカショウビンという
赤い鳥です。
(とても切なく美しい声なのでぜひ動画サイト等で聞いてみてください)

バードウォッチングが趣味の私が今回この宿を選んだ理由は、川沿いであり
山の深いこの地ならではの野鳥との出会いを期待しての事でした。
が、残念ながら天気は雨予報。泣く泣く望遠レンズは家に置いてきましたが
珍鳥の声だけでも聴くことができて大満足です。

宿の朝食も美味しいご飯と共に・・・。(当然ご飯はおかわりしました♪)
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ご飯の後、もう一度湯に浸かり、宿の周りを少々散歩して(雨天ですが)予定より
少し早めに、帰路につくことにしました。
(往路とは異なり、在来線ではなく高速バスで新潟駅まで向かい、そこから
新幹線で東京へ戻ることに)
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お天気は残念でしたが、大人が静かにのんびり寛ぐには最高の宿だと
自信を持ってお薦めできる旅館に久々に出会いました。

次回は新緑の季節の晴れた週末、必ず望遠レンズを持参し、カモシカにも
出会えるという宿裏手のキャンプ場で探鳥も愉しみたいと思います。

(2015年 初夏の新潟秘湯旅・おわり)

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by vinojapon | 2015-07-11 15:55 | 番外編 | Comments(16)

2015年 初夏の新潟秘湯旅 ~その1~

鬱陶しい天気が続いていますね。
このところ湿度もぐっと上がったせいか、今日は数ヶ所蚊に刺されました。
それも藪蚊!
奴等の刺した後の痒みは本当にしつこく、じわじわ痛痒く最悪です。

さて、先週末に母と新潟の秘湯へ出掛けました。
新幹線で新潟まで行き、そこから在来線に乗り継いでの旅です。

まず新潟駅で向かったのは「ぽんしゅ館」
越後湯沢の「ぽんしゅ館」は経験済みですが、今回の旅で新潟駅にも
同様の店が出来たと初めて知りました。
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さぁ、「利き酒番所」にていざ試飲です。
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此方も越後湯沢店同様に店内には塩や味噌が用意されています。
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新潟迄の車中でも既に母と少々呑んでしまった為、小さな御猪口でも
5杯は結構きます・・・。
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何とか杯をあけ、物販エリアをぷらぷら・・・。
此方でも日本酒の試飲が行われていてついつい呑んでしまいました。
洒落たボトルの日本酒を見つけました。
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日本海の海の幸も並んでいます。
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お土産の試食も豊富にあります。
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さて、ぼちぼち此処でランチタイムと向かったのは新幹線改札を出てすぐの
場所に位置する回転寿司店。まずは、日本酒をオーダー。(まだ呑む・・)
そして握りは、旬の鱸を頼みます。
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鱸は若干癖のある魚だと思っていましたが、こちらはその癖を全く
感じさせず、適度な歯応えがあってとても美味しかったです。

続きは南蛮エビ(甘海老)。
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甘く、とろりとした食感はこのエビならではですね。

メニューに「地物 フナベタ」とあったので頼んでみると・・・
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身もしまって、味わい深い白身の魚でなかなか美味。
こちらは、「タマガンゾウヒラメ」と言ってヒラメの仲間だそう。

こうして海の傍に出掛けると、回転寿司とは言え東京ではなかなか
出会えない鮮魚を愉しめるのが良いですね。
更に、白魚も頼んで・・・
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他にもあれこれ頼み結構お腹いっぱいに。

因みにここのお店では、レーン上のお稲荷さんは「塩いなり」と「いなり」の
二種類が回っていました。「塩いなり」、未体験です・・・。
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さて、ここからは羽越本線「特急いなほ」に乗り坂町駅まで向かいます。
そこから更にローカル線に乗り換え、ようやく本日の宿がある駅へ到着。
其処からは宿の車で移動。

国立公園内に位置するこの温泉は、吊り橋を渡って宿へ渡ります。
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周りは緑に囲まれ、鳥の声以外は静寂に包まれた素晴らしい環境・・・。
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その2へ続きます。

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by vinojapon | 2015-07-04 15:55 | 番外編 | Comments(8)

主に国産ワインと酒の肴について綴ります。別ブログ「Next cuisine」ではquesoという名前で野鳥写真を掲載しております。
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