日本のワインと肴

熊本ワイン デラウェアと「水蛸のアヒージョ」

少し前のスペインバルブームから、街中のレストランでよく見かけるのが
「アヒージョ」という料理。
マッシュルームや海老、砂肝などを多目のオリーブオイルと一緒に
弱火でコトコト煮ていれば作れるシンプルさから、家でもよく作る。

ある日のこと、鮮魚店で「水蛸」を購入し、お店の方に身は薄造りに
吸盤はそのまま別途包んで貰った。

夕食時、吸盤はいつものようにニンニクとオリーブオイルで炒めようかと
思ったがフト、「水蛸の吸盤」のみで「アヒージョ」を作ったら美味しいのではと
思いついた。

冷蔵庫にはちょうどマッシュルームもあったので、これ幸いと早速
吸盤と一緒にオイル煮に。
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水蛸の吸盤のプルプルッ、シコシコッとした食感と旨味が何とも絶妙で、
マッシュルームとの相性もバッチリ。これは旨いとニンマリした。

この日合わせたのは、熊本ワイン デラウェア。
果実味いっぱいの爽やかな味わいは和食にもピッタリだが、こうした
魚貝のオイル煮にもよく合うし、食前酒としてもお薦めの1本。
勿論、水蛸のお造り(塩と柑橘類で)にも相性抜群。
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因みに「蛸のアヒージョ」は、茹でてある蛸の吸盤では、この独特な食感はでない。
どこかで水蛸の吸盤のみ販売してくれると嬉しいのだけれど・・・

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# by vinojapon | 2013-10-18 00:00 | 熊本ワイン(熊本) | Comments(8)

蔵王スターと「蕪と鶏そぼろのいしり(魚醤)風味」

台風26号は伊豆大島に甚大な被害を残しました。
一刻も早い行方不明者の捜索と、亡くなられた方のご冥福をお祈り致します。


それにしても今年は、各地での竜巻や先日の京都嵐山のように、過去に例を
みない強烈な豪雨や暴風といった天候があまりにも多過ぎる。
やはり温暖化が起因しているとなると、多大なエネルギーを消費している都市部を
はじめ、様々な開発等は本当に必要なのか再考が必要な時期なのかもしれない。

とは言え、具体的にどうするのか・・・となると・・・。

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本日のワインは、山形県タケダワイナリーの蔵王スター。
完熟した山形県産のマスカット・ベリーA種を使用し、豊かな果実味とバランスの
とれた味わいが料理を選ばない1本。
価格も、国産の赤ワインでこの味わいからするとリーズナブル。
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程よい酸味もあるので牛・豚肉などの肉料理にも合うけれど、今回の様に
隠し味に「いしり(魚醤)」を使った、軽い煮込み料理にもお薦め。
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パスタソースにもピッタリな「蕪と鶏そぼろの魚醤風味」は、鶏挽肉と蕪を炒め、
塩、胡椒。お酒とお水を加え、炒め煮にして「いしり(魚醤)」を少々。
蕪が煮えたら、粉チーズと白胡椒、パセリをふる。
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魚醤は能登の「メギスのいしり」を使用。ナンプラーなどに比べると優しい味わいで
鶏肉との相性も良く、出汁のように使えて便利。
同じ発酵食品の粉チーズとの相性も良く、味に奥行きを加えてくれる。
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よく行くイタリア料理店のシェフも、魚醤はパスタ料理の隠し味に使うとか・・・。
味に深みを出す能登「いしり」と蔵王スター、石川県と山形県のコラボレーション。
日本の食は興味深い(^^)。

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# by vinojapon | 2013-10-16 00:00 | タケダワイナリー(山形) | Comments(2)

月山ワイン ソレイユ・ルバン ヤマソービニオンと「小ヤリイカのトマト煮」

先月までフルタイムで仕事をしたいたものの、今月から専業主婦となり
今まで出来なかった「平日のスーパーマーケットの梯子」を楽しんでいる。

仕事の後だと、一番買い物をし易い店をサーっと見て、いいなと思った
食材を購入するという選択肢しかなかったものの、時間が出来ると
あっちのスーパー、こっちのスーパー、ちょっと歩いて美味しい豆腐屋と
色々見比べて調達できるのが嬉しく楽しい。

また、今まで出来なかった平日の「吉池(御徒町の鮮魚充実スーパー)」にも
行けることも嬉しいことのひとつ。(興味は食べることばかり・・・)

フルタイムの頃は、あっちの居酒屋、こっちの酒亭と飲み歩き、梯子酒も
さんざんしたけれど、今はそれが小売店に変わったということか・・・。

だんだんと夜に外で呑むのが億劫になり、それなりに翌日も疲れを覚える
トシになったので、家で肴をこさえて呑んでバタンキュー・・・が、今の私には
合っているのかもしれない。
(勿論、たまには外呑みも行きたいけれど・・・)

ということで、本日の肴はスーパー鮮魚売場で見かけた、旬の
「小ヤリイカのトマト煮」。
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ニンニクと玉ねぎ、セロリ、人参のみじん切り、鷹の爪をオリーブオイルで炒め
ブラックオリーブを加え、アンチョビフィレ2枚、ヤリイカを投入し軽く炒め、
白ワインを少々。その後カットトマトを投入し、ローリエ、オレガノを入れて
軽く煮込む。食べるときは粉チーズをふると更に美味♪

合わせたワインは、山形県の「月山ワイン ソレイユ・ルバン ヤマソービニオン」。
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ヤマソービニオンとは、日本に自生する山ブドウを母とし、醸造用品種の
カベルネソーヴィニオンを父として交配させた日本特有の品種。
深紅色で芳醇な香りと程よいコクと酸味は、魚貝のトマトソースとも相性バッチリ。
このラベルも可愛らしく、ついつい手に取りたくなるデザイン。


今回のカットトマトは、缶ではなく「モラタメ」さんの「カゴメカットトマト トマトパック」。
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今までホールトマトやカットトマトは缶詰だったけれど、遂に紙パックが登場。
賞味期限は缶より短いものの、料理によく使うものだけにゴミ捨てが楽なのは
助かるし、冷やしておけば、夏はカッペリーニやガスパッチョなどに便利。
これからの季節はトマト鍋に活躍するのでは・・・。

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# by vinojapon | 2013-10-11 00:00 | 月山ワイン(山形) | Comments(6)

フジクレール甲州シュール・リーと「榎のたらこ和え」

10月も半ばだというのに真夏のような蒸し暑い日が続いており、こっくりとした
赤ワインも呑みたいものの、まだまだキンと冷やした白ワインが欠かせない。

お酒だけでなく、未だに冷蔵庫では煮出した麦茶をストックしておかないと
いけないし、夏物衣料は洗濯し過ぎてくたびれてきたものの、店に並ぶのは
ダウンコートや分厚いニット・・・と需要と供給のバランスが大幅に崩れている。

「暑さ寒さも彼岸まで」なんていう言葉も、温暖化の前に過去の表現に
なってしまうのだろうか・・・。

さてさて、そんな暑い秋の日は季節を通してスーパーの特売商材として人気の
エノキダケを使った肴。

さっと湯がいて、昆布出汁少々と軽く絞った大根おろし、たらことさっと和えて
キリッと辛口で柑橘香が心地よいフジクレール甲州シュール・リーと合わせた。
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因みに「榎のたらこ和え」は、最後にカボスやスダチを少々絞ると違った
美味しさを愉しめます。レモンよりもこれら和柑橘類がおすすめ。
たらこは勿論ばらこで十分。安くて美味しく低カロリー。
取り敢えずの肴に重宝します。

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# by vinojapon | 2013-10-10 00:00 | 甲州(山梨) | Comments(1)

アンサンブル萌黄と「柿の白和え」

美味しいなぁと思っている日本のワインを置いているレストランで、残念ながら
それをオーダー出来ない最大の理由は“価格”にある。
通常ワインショップで1500円程度のものが、5000円近いことはザラで
呑む量を考えると、ついつい「ハウスワインで・・・」となることが多い。

最近は「日本のワインと焼鳥」等、国産ワインを数多く揃える事で他店と
差別化している外食店も見かけるけれど、そうした店はだいたいがワインの
価格設定が高額なところも多く、ならば家で呑もう・・・と呑兵衛なら思う。

折角の国産ワインなのだから、周知活動を店側も担うならもう少し金額を
なんとか出来ないものなのかなぁと。

さてさて、そんなボヤキの後は本日のワインと肴の組み合わせ。
シャトー・メルシャン アンサンブル萌黄」と「柿の白和え」。
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この清々しいボトルは昼間テラス席で、5月か11月のお天気の良い日に呑んだら
最高だろう。海岸沿いのレストランも良いけれど、都心部の公園にある店
(イメージは日比谷公園の松本楼テラス席)でもいいし、友人を呼んで家の
バルコニーの傍にダイニングテーブルをゴトゴト移動させて、日差しを受けつつ
ランチに呑むのも愉しい。

合わせた肴は旬の柿の白和え。手抜きの和え衣は、木綿豆腐と練り胡麻と
市販の擦り胡麻に砂糖、塩、醤油少々を混ぜたもの。
優しい甘さの柿と豆腐と胡麻のコクが、フルーティで爽やかなバニラの香りが
しながらもキリッとした飲み口の「萌黄」とよく合う。
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因みに「萌黄」は、国産のシャルドネと甲州をブレンドして独特のアンサンブルを
奏でている1本。ラベルも美しいのでちょっとした手土産にもお薦め。

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# by vinojapon | 2013-10-08 00:00 | 甲州(山梨) | Comments(2)

主に国産ワインと酒の肴について綴ります。別ブログ「Next cuisine」ではquesoという名前で野鳥写真を掲載しております。
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